調理師

JOB
栄養士 × 調理師 CROSS TALK

栄養士と調理師の人間関係について

ところで話は変わりますが、栄養士と調理師の人間関係ってどうですか?最近、就職活動している学生さんと話をする機会が多いんですけど、結構聞かれることが多くて。
えーっ(笑)。私も昔は、恐る恐る調理師に話かけに行っていたかも(笑)
昔は、ですよね。(笑)。そんなに調理師の人に話かけづらいですか??
責任者をするまでは、栄養士が調理師と比べて若い人が多い環境だったので、がむしゃらに仕事をやって、調理師に認められたいと思っていましたね。認められるには、仕事をきっちりこなさないと、って思ってやっていました。仕事をきっちりしている人って、調理師だけでなく、栄養士もその人に協力しよう、助けてあげようって思うじゃないですか。
分からないことがあれば、まわりに聞きに行って、それで吸収することで成長に繋げていましたね。
その姿勢、さすがですね!
特に年齢が離れていたら、何か言っても言い返されるんじゃないかなぁという不安はあると思います。私は、言い方、伝え方には気をつけていましたね。お願いがあるときは、きちんと気持ちを込めて「お願いします!」って。調理師さんに対してだけではないですけどね。ちゃんとお願いしたら、皆さん嫌な顔せずに協力してくれますよ。
そうですよね。僕は事業所で責任者をやっていた時、意識的に厨房に行って調理師に話かけにいったり、事務所に行って栄養士に話しかけたりしていました。そうやっていたら、だいたい人間関係うまくいくでしょ?
確かに栄養士は事務所にいることが多いですし、調理師は厨房にいることが多いから、相手がいる場所に行って会話をするって本当に大切ですよね。
連携がうまくいっていると、事業所の雰囲気もさらに良くなりますしね。
栄養士は調理師の立場に立ってみて、調理師は栄養士の立場に立ってみて、物事を考えられたらいいですよね。
そうそう、それが基本!今は運営管理者の立場で、事業所内でちょっとうまくいっていなかったら、反対側から見た目線を見て、言葉をかえてうまく伝えていますね。ストレートに伝えて角が立つときは、第三者的立場に立って伝えるように意識しています。
自分目線で見るのではなくて、相手目線で見るって本当に大切だと思います。
でも、栄養士が調理業務に携わる人も出てきたから、お互いの考え方は以前より分かるようになってきたかなと思います。
それはそうかも。調理師にも、栄養士業務で出来ることはやってもらったら、さらに良くなるかも。
僕は検品やっていましたよ。検品以外にも結構、栄養士の仕事出来ますよ。(笑)
さすがです。業務の幅が広がることで成長にもなりますしね。

こんな人と一緒に仕事がしたい

会社がより良くなっていくためには、人材育成が本当に大切ですよね。私たちって、部下や後輩を育成する立場ですが、こういう風に部下・後輩に育ってほしいという想いを聞かせてほしいです。
ポジティブに物事を考えて、行動して欲しいですよね。失敗をするのはいいんです。
失敗を恐れて何も行動しなければ成長はないですからね。同じ光景を見ていても、ポジティブに捉えるか、ネガティブに捉えるか、って人によって違ってくると思うんですけど、前向きに行動できる人になってもらえるよう、働きかけています。
私も前向きに頑張っている人には何とかしてあげたいといつも感じています。
社会人になっても、成長し続けようとする人と一緒に仕事がしたいですね。社会人でも学び続けて欲しいです。正直、テクニカル面は経験を積めば、早かれ遅かれ出来るようになると思うんです。ただ学ぶことをやめてしまったら、人は成長が止まってしまうので、学ぶ意欲は持ち続けて欲しいです。
成長意欲が高いスタッフがどんどん増えると、会社もまだまだ成長しますしね。私もKさんに負けないように頑張ります。
これからも一緒に頑張っていきましょう!