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2022年02月10日調理講座 2022年2月
今回の調理講座は引き続きコンビモードの深堀りをして
いきます★
前回はコンビモードの方が熱量が強く加熱する時間が
速い事をお伝えさせて頂きました。
更に前回お伝えしたように、茹でるより蒸す方が熱量が
5倍くらいあります。
それだけのパワーを食材に当てているので速く仕上
がる事が理解していただけましたでしょうか?
速く仕上がることで何がメリットか分かりますか?
焼き魚を例に出すと仮に160℃のオーブンモードで焼く
と炭火に比べるとだいぶ低温になります(オーブンと
しては中温ですが)の温度で焼くとゆっくり加熱され
ることで食材の水分がゆっくりと流出します。
また、低温なので臭みも飛ばずに残りやすくなり
ます。このことから諸事情で100℃台での
焼き物をしなければいけない場合でも、コンビモード
で蒸気を使用して速く仕上げる事で少しでも美味しく
仕上げる事ができますのでコンビモードの使用を
強く推奨します。
煮物の火加減とスチコンの温度
オーブンを使った調理や揚げ物であれば調理温度に
馴染みがありますが、煮物をスチコンで作る場合、
何度で調理すればいいか分からないという方も多い
と思います。
そこで煮物の際は、火加減と温度を組み合わせて
覚えておくと便利です。
ガスコンロでの弱火調理はコンビモードで140℃、
強火調理はコンビモードで170℃を目安にすると良い
です。
水蒸気量の設定は蓋のあけ具合
コンビモードを使用する際、水蒸気量をメーカーに
よって何段階かに設定できます。
水蒸気量設定の目安は、鍋による蓋のあけ具合を
イメージしてください。水蒸気量40%は蓋をずらす、
水蒸気量100%は蓋を閉めるのと同じです。
煮物は水蒸気量設定100%と覚えておくとよいですよ。
次回も引き続きコンビモードの活用をお伝えしたいと
思います★