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INFORMATION2023年07月26日~栄養ブログ~土用の丑の日
梅雨があけ、いよいよ夏本番です!
今年は7月30日(日)が夏の土用の丑の日。
うなぎの売り出しをよく見かけますね。
では、なぜそもそもうなぎなのでしょうか?
その始まりにはいくつかの説があり、明確にはなっていませんが、その1つに夏バテ防止説があります。
うなぎは病気の予防や身体機能の維持、認知症予防などの効果が期待できるといわれている優秀な食材で、皮膚の健康維持に役立つビタミンAやB2、疲労回復に効果があるビタミンB1、丈夫な骨を維持するビタミンDなどをたっぷりと含んでいます。
また、夏の土用の丑の日は「う」が付くものを食べると夏バテしないと言われています。
〇うどん
食欲のないときでもツルッと食べられて、消化も良く、手軽に栄養補給できるメニューです。
暑い日には、冷やしうどんがピッタリ。ミョウガやシソなど旬の香味野菜を添えると、食欲も湧いてきます。同じく「う」の付く梅干しを添えても、さっぱりして食が進みそうですね。
〇瓜(うり)
胡瓜(きゅうり)や西瓜(すいか)、冬瓜(とうがん)、南瓜(かぼちゃ)、苦瓜(にがうり)などのウリ科は、水分やカリウムが豊富で、身体の余分な熱を冷ましてくれます。
特にカリウムはナトリウムを排出する働きがあり、塩分の取り過ぎを調節してくれます。
〇梅干し
梅干しにはクエン酸が多量に含まれています。クエン酸は、柑橘類の酸っぱさと同じ成分。
疲労回復によく、梅の酸味成分により唾液が出るので、食欲増進にも繋がります。
土用の丑の日は季節の変わり目でもあり、体調を崩しやすい時期でもあります。
厳しい暑さが続き食欲も衰えがちですが、水分はもちろんしっかり食事をとって夏バテ対策をしたいですね。