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2022年11月01日~第11回栄養ブログ~ストレスに有効的な栄養素と食品

栄養バランスの良い食事でストレスに強い体が作れることをご存じでしょうか?

ストレスを溜めすぎると日常生活にも支障をきたすようになり、気分もどんよりしますよね・・・(/_;)

最近ストレスたまってるな~と感じている方は読んでみて下さい!!

ストレスの要因

さまざまな刺激に対する心身の防御反応です。

適度なストレスは気力や意欲、達成感などにつながります。

しかし強すぎると、過剰にホルモンが分泌されるなどして、イライラや不眠、自律神経失調、うつなど、さまざまな身体的・精神的な不調が現れます。

ストレスを感じない人に限って、実は強いストレスにさらされており、突然体調不良になることもあるので油断は禁物です。

ストレスの対策

ストレスに対抗するには、栄養バランスの整った食事と十分な休息でストレスに負けない体をつくり、上手に発散させる方法を身につけることです。

ストレスの多い人の食生活は不規則になりがちで、これがさらにストレスに拍車をかけます。

朝、昼、夕の食事をしっかり摂り、そのなかでストレスを解消する栄養素を取り入れます。

ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムは神経の興奮を鎮める作用があり、トリプトファンやフェニルアラニンは神経伝達物質の材料になる必須アミノ酸の一種です。

食事はゆったりと落ち着いた雰囲気で摂り、ときには外食をするとストレス発散になります。

必要な栄養素と食品

・イライラするときには・・・

 〈ビタミンB群〉

魚介、肉、豆など

 〈カルシウム〉

牛乳・乳製品、小魚、大豆製品など

牛乳→たんぱく質やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。

 〈マグネシウム〉

ナッツ、魚介、野菜、豆など

・うつぎみには・・・

 〈トリプトファン〉

牛乳・乳製品、卵、ナッツ、バナナ、大豆製品など

 〈フェニルアラニン〉

肉、魚介、卵、乳製品、ナッツなど

 〈DHA・EPA〉

青背魚など

  かつお→たんぱく質やビタミンB群なども多く含まれています。

〇効果的な食べ方〇

♦魚料理を積極的に取り入れる

魚にはストレス緩和に効果的な栄養素がバランスよく含まれています。1日1食は魚を主菜にした食事にすると良いでしょう。DHA・EPAが多い青背魚、カルシウムが多い小魚は特におすすめです。

♦牛乳を上手に活用する

カルシウムを多く含む食品の中でも牛乳の吸収率は非常に高く、効率よく摂取できます。アミノ酸の一種であるトリプトファンなども含まれるので、ストレス解消に効果絶大。

そのまま飲むのも良いですが、気持ちが安らぐ温かいスープやグラタンなどに活用しても◎

♦食欲がないときは、高栄養の食品を

食欲が低下しているときは、少量でも栄養素が摂れるように高栄養の食品を取り入れましょう。

エネルギー源となる主食(ご飯、パン、麺)を中心に、牛乳・乳製品、卵、うなぎ、にんじん・かぼちゃ・ほうれん草などの野菜がおすすめです。

食欲が高まるように辛味や酸味をきかせてみても良いでしょう。

 

♦うつ予防には葉酸もおすすめ

ビタミンB群の一種である葉酸も、うつの予防効果が期待されています。青菜やブロッコリー、枝豆などに多く含まれています。

水溶性なので、電子レンジ加熱や炒め物などにすると栄養損失が少なくなります。

自分なりのストレス解消法を見つけて抱え込まず、上手くストレスと付き合っていけたら良いですね♪