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INFORMATION2023年12月29日~栄養ブログ~冷え性対策
12月の終わりが近づき、冬まっさかり。
今年は暖冬と言われていますが、それでも寒いものは寒いですよね。
そこで今回は、冷え性対策についてです。
①朝ごはんをしっかり食べて、生活リズムを整えよう!
朝ごはんを食べると、内臓が活動を始めてエネルギーを生産してくれます。そのため、朝から体が活動的になり、体温は上昇します。
②血行をよくする食べ物を食べよう!
血行がよくなると、手足の先まで血液が循環し、冷えを予防します。
<血行を良くする食材>
〇カカオ
チョコレートやココアに含まれるカカオには、血管拡張作用があるポリフェノールとテオブロミンという成分が入っています。また、ココアはホットで飲むことにより、体を温め、お茶やコーヒーに比べてその効果が持続するといわれています。
〇たまねぎ
(アリシン)辛味成分であるアリシンには、血流改善効果がある成分に変わります。この成分は水に溶けやすいので、スープにする等で工夫しましょう!
(ケルセチン)ケルセチンには抗酸化力があり、血管拡張を促してくれます。油との相性が良いため油いためなどの調理法がおすすめです!
③体を冷やす食べ物は温めよう!
食べ物の中には体を冷やす食べ物があることを知っていましたか?主に夏野菜に多いです。しかし、温かい食べ物には代謝を上げる働きがあるため、煮る・焼く・蒸すなど温める調理がおススメです。
(例)トマト、なす、大根
④体を温める食べ物を選ぼう!
体を冷やす食べ物もあれば温める食べ物もあります。唐辛子に含まれるカプサイシン、加熱したショウガに含まれるショウガオールは、血液を体の隅々までいきわたらせ、体をポカポカと温める働きがあります!
(例)ショウガ、にんにく、玉ねぎ
食事は毎日のことですから、体への影響は大きいです。体を温める食べ物と冷やす食べ物を区別して食事に取り入れ、上手に冷え性対策をしていきましょう。
今年も残りわずかとなりました。皆様、良いお年をお迎えください。