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INFORMATION2022年07月25日~第8回栄養ブログ~ 目が疲れた時に摂りたい栄養素と食品
ネット社会になっている現代では、パソコンや携帯電話を長時間見ている日も少なくないですよね。
長時間画面を見ていて、気が付いたらすごく目が疲れている、目がかすんで見えにくいなどと思ったことはありませんか?
今回は、そんな時に摂りたい栄養素と食品についてお話します❣
目が疲れる要因
視力低下に気付かず、無理に目を使っている、合わないメガネやコンタクトレンズを使っている、
テレビやパソコン、携帯電話を見続けている、睡眠時間が短いなど、目を休めずに酷使することが原因です。
また、無理なダイエットや偏食などで、目の健康に必要な栄養素が足りないと、目が疲れやすくなることもあります。
これを放っておくと、視神経の働きが悪くなったり、視力の低下につながることもあります。
目が疲れた時の対策
目の疲れを感じた時は、十分に睡眠をとって休ませることが第一です。
遠くの方を見たりして、目を休ませるのも効果的ですね。
食事では、ビタミン類をたっぷり摂りましょう。
特にビタミンAは涙の量を増やして、目の乾燥を防ぐ効果があります。ポリフェノールの一種であるアントシアニンも目の疲れに効果的です。
さらにビタミンB群もおすすめです。視神経の働きを助け、視力低下や目の疲れを防ぐ効果があります。
●ドライアイとは?
目の表面は涙で潤され、保護されています。ドライアイは、涙が出にくくなったり、乾きやすくなったりすることです。
目の疲れの原因にもなり、重症になると角膜が剥離することもあります。
エアコンの効いた室内で長時間パソコン画面を見続けるなど、目の酷使や乾燥した環境が原因で、女性に多く見られます。
目の疲れを感じたらドライアイを疑ってみては?
摂るとよい栄養素と食品
〈ビタミンA〉
うなぎやレバー、緑黄色野菜などに多いビタミンで、「目のビタミン」と言われるほど、目の健康と関わりが深い。
涙の量を増やして目の粘膜を潤し、乾燥から守る。
〈アントシアニン〉
ポリフェノールの一種。目の網膜にあるロドプシンの再合成を活性化させ、疲れ目の回復や目の機能向上に効果的。
ブルーベリー、ぶどう、赤じそ、なすなどに多い。
さらに効果アップの調理法
◆緑黄色野菜は油脂を組み合わせて
緑黄色野菜に含まれるβカロテン(体内でビタミンAに変わる)は、油脂に溶け込まないと体内に吸収されにくいので、油脂を使った調理法が最適です。
煮物やスープにするときも、軽く炒めてから煮ると良いです。
◆ビタミンB2は水溶性という特徴を生かして調理する
ビタミンB2はモロヘイヤにも多く含まれています。
スープなどにして汁ごと食べれば、汁に流出した分も摂取できます。
肉や魚などは、焼く、炒める、揚げるなど、栄養分を逃がしにくい調理法を取り入れましょう。
◆ブルーベリーはそのまま、なすは皮ごと活用する
ブルーベリーはそのままでもおいしく食べられますが、ジュースやデザートに用いても良いです◎
なすは、アントシアニンは皮の部分(紫色)に含まれるので、皮ごと調理して食べましょう。
色素は高温で安定するので、揚げたり炒めたりすると綺麗に仕上がります。
食事に気を付けるとともに、特に目が疲れているな~と感じるときは、睡眠時にホットアイマスクを使用しています♪
目元の筋肉を温めることで、筋肉の凝りがほぐれ、目元の血行が良くなりますよ◎
光が遮断されることで目が休まり、リラックスしてすっきり眠れるといった快眠効果もあるので、一石二鳥ですね✌