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2022年06月21日~第7回栄養ブログ~夏バテに効果的な栄養素と食品

だんだんと夏が近付いてきましたね!

今回は暑い季節を乗り越えるための夏バテに効果的な栄養素と食品をご紹介します!

 

夏バテの要因

暑さのために体がだるい、食欲がわかない、夜眠れない、めまいや頭痛がするなどが、典型的な夏バテの症状ですね。

暑い室外と冷房の効いた室内を行き来すると、その温度差がストレスになって自律神経が乱れたり、体温の調整機能が不調になったりすることが主な原因だと言われています。

それに加え、冷たい物ばかり飲んだり食べたりする、クーラーや扇風機の風に当たってばかりいる、

湯船につからずシャワーで済ませるなどの暑さを避けようとする行動が、夏バテの症状を一層強めます。

 

夏バテの対策

食欲不振を放っておくとますます体力気力が失われていきます。

少量でも栄養バランスを考えた食事を摂りましょう。

食べやすいからと、そうめんだけのような食事にすると、エネルギーの転換に必要なビタミンB群が不足し、汗で失われたミネラルや体力の回復に必要なたんぱく質も不十分です。

また、ビタミンB1の働きを高めるイオウ化合物や、暑さのストレスで消耗されやすいビタミンCを摂りましょう。

そうめんには肉、魚、野菜などのおかずを加える、具や薬味をたっぷりにするなどの工夫をしましょう。

★栄養対策

糖質に合わせてたんぱく質やビタミンもしっかりと!

☆必要な栄養素と食品☆

たんぱく質

魚介・肉・卵・大豆製品など

ビタミンB1

魚介・肉・豆など

→豚肉はもも肉の場合、たんぱく質や他のビタミンB群も豊富に含まれます。

ビタミンC

野菜、果物など

→ゴーヤ特有の苦味成分には抗酸化作用があります。

イオウ化合物

にんにく、にら、ねぎなど

→イオウ化合物の一種であるにんにくの臭い成分アリシンには、ビタミンB1の吸収効率を高める働きが

あります。

☆効果的な食べ方☆

たんぱく質はビタミンB6と一緒に摂る

たんぱく質が体内で分解、再合成されるためにはビタミンB6のサポートが必要です。

魚や肉などの動物性食品にはたんぱく質もビタミンB6も多く含まれるので効率的です。

 

ビタミンB1とイオウ化合物を組み合わせる

ビタミンB1もイオウ化合物も、もとは水溶性ですが、これらが結合すると脂溶性の物質になります。

水に溶けにくく、熱に強いので、調理損失はあまり気にする必要がありません。

糖質やビタミンB1が多いパスタや玄米に、イオウ化合物が多いにんにくや、ねぎを組み合わせた料理は、糖質のエネルギー代謝が非常に高まります。

 

野菜や果物からビタミンを効率よく摂る

食欲不振の時は野菜や果物をフレッシュジュースにし、ビタミンCなどの栄養成分を丸ごと摂りましょう。

野菜は加熱してかさを減らせばたっぷり食べられますが、ビタミンB群・Cは水溶性なので、その特性を生かした調理法で調理しましょう。

 

高栄養のウナギは効果抜群!!

夏バテ解消にはウナギが最適と言われますが、それはウナギだけで、たんぱく質、各種のビタミン、

ミネラルが摂れるためです。

香ばしい香りには食欲を呼び覚ます効果もあります。

個人的に夏は苦手です((+_+))

その分、夏は食生活にはもちろん気を付けている他、寝不足にならないよう、規則正しい生活を心がけています。

学生時代は不摂生な生活のせいか、夏バテになったことがありますが、社会人になり、簡単には休めないという思いから規則正しい生活をするようになってからは、夏バテになったことがありません!

皆さんも栄養をしっかり摂り、規則正しい生活を意識してみましょう。

夏でも元気に過ごせるようになりますよ(*^^)v