人を知る

INTERVIEW
森下 陽介

2013年入社/運営管理者(調理師)

現在のお仕事を教えてください。

現在は、複数事業所の運営管理者をしています。現在担当している事業所は、自分自身が調理師としては勤務をしたことがない事業所ですので、最初は現場に入って、社員やパートさんの声を聴いて、事業所の現状を把握し、スタッフとの信頼関係を築いていくことを大切にしていますね。

運営管理者は、経営的な側面から事業所へのアドバイスを行うことが大事な仕事です。様々な数値の指標を見ながら、改善点をみつけて、事業所の責任者と共有し、改善に向けた取り組みを行っています。

例えば人員配置ひとつをとっても、行事食の日など、手がかかる献立の日はどうしても人員が多くなりがちですが、それによって他の日の人員が手薄になると、安定した運営ができないので、良くないですよね。1日だけを見るのではなく、シフト全体を見て、必要以上の人員を配置していないか、特定のスタッフに負荷がかかりすぎていないか等も見ながら、シフト組みのアドバイスをしています。

また、食材費が高騰している中で、どうコントロールするかも腕のみせどころですね。食材の変更をしていくこともありますが、そういった交渉を施設側の栄養士さんとしています。具体的には、サンプルの試食提案をして、食材の切り替えを行うこともあります。また、調理方法を変えることで、患者様が感じるおいしさは変わりますので、調理師の努力で、「もっと美味しく作れないか」といつも考えています。例えばお肉料理でも、そのまま炒めるのと、1度水で洗ってから炒めるのとでは、全然仕上がりが違いますしね。

施設側のご要望をすべては聞き入れられないこともありますが、ご要望に対して、「それはできません。」というのではなく、代替案を考えて対応しています。

仕事で大切にしていることは何ですか?

メンバーができる仕事は、どんどんメンバーに振って、1人1人ができる業務を増やしてもらえるようにアプローチしています。自分でやってしまうことは簡単なのですが、そうするとメンバーの成長の機会を奪ってしまうんですよね。「仕事を任せて伸ばしていく」ことを大事に考え、自分は最終チェックをする立場に回ることを心掛けています。
調理師も栄養士もお互いカバーできるようにし、強いチームを作ることを目標にしています。私の担当している事業所では、小さいお子さんがいる社員も多いので、その社員が急にお休みをされることがあっても、運営に影響が出ないようにしています。

どんな人と働きたいですか?

私がメンバーに普段から言っていることは、「やる気」・「元気」・「勇気」です。この3つを持っている人と仕事をしたいですね。こちらが伝えたことに対して、ハキハキときっちり返答し、初めてのことでもやってみようという気持ちが欲しいです。自分から聞きに来てくれる人には、先輩も教えたくなりますよね。
最初はみんな不安です。最初から仕事ができる人はいないので、1つ1つ教えたことを吸収し、意欲をもって取り組めば、成長スピードも速いですよ。

2013年中途入社。介護老人保健施設で調理師として勤務した後、特別養護老人ホームの店長を経験。現在は複数の事業所を管理する運営管理者として、持ち前の笑顔で日々奔走中。

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