人を知る

INTERVIEW
井上 知佳

2014年入社/管理栄養士

今までの経歴を教えてください。

新卒で入社し、最初に配属された事業所は、Nishiki Foodsが受託している中では最大規模の療養型病院でした。そこで管理栄養士として勤務し、その後、副店長・店長を経験しました。昨年、育児休業から復職し、約9か月間は、急性期病院の現場で調理業務を経験。現在は、別の療養型病院で管理栄養士業務をしながら、店長として勤務しています。

Nishiki Foodsで成長できたこと

最初に配属になった事業所は、一歩ずつキャリアアップをして、責任者をやっていたので、事業所のことはだいたい全て把握できていたつもりでした。また、事業所で起きていることは全て知っておきたい性格もあり、容量いっぱいになりながらも、自分の力で事業所を運営していたことに誇りを持っていたんですよね。正直、事業所のメンバーが「どうして、もっと自分の考えを理解して、私と同じように動いてくれないんだろう…。」と思ったことも当時はありました。

育児休業明け9か月ほどは、初めての事業所で一スタッフとして、調理師と同じシフトで調理業務をしていましたが、そこですごく大切なことを学びました。一スタッフとして厨房にいる時間が多いと、リアルタイムに全ての情報は把握できないし、施設栄養士さんとの会話がないと、施設側の要望も把握できず、物足りなさを感じながら働いていました。
私が以前、店長として突っ走っているときには見えていなかった、メンバーの気持ちや思いが理解できるところもありましたし、全スタッフが同じ方向を向いて動いていくための、情報共有の大切さや難しさが分かりました。そういう意味では、この9か月間は自分を大きく成長させたくれたと思っています。
で、やはり、「施設側が求められるレベルに合わせて働きたい!」と思ったんですよね。
ちょうどそのとき、「事業所は代わるけれど、店長としてやらないか。」という声をかけていただき、チャレンジしてみようと思いました。会社から期待されていることが嬉しかったですし、その期待にも応えたいと思いました。私は期待されることが仕事の原動力になっているところもありますね。

今は、自分がその事業所のことを1番知らないままで異動して店長に就任したので、みんなの意見に今まで以上に耳を傾けるようになりました。周りのスタッフは先輩が多いですし、事業所のことも分かっているので。
みんなの意見を聴いて、その中でいろいろな意見や考えがあれば、私がベストだと思うものを判断することができるようになりました。他の事業所から異動してきたがゆえに、自分が1番知らないことが多いですが、まわりに流されないようにしようと思っています。現在は、3つの事業所を経験していることが強みになっています。考え方の引き出しは増えましたね。自分の事業所に合うやり方がチョイスできるようになりました。
昔は人に仕事を任せるのが得意ではなかったですが、今はメンバーができる仕事はどんどん任せています。自分が全てのことを把握しなくてもいいや、っていう考え方ができるようになりました。決して責任放棄ではないですよ。後輩ができる仕事が増えて、育ってきているのを見るのも楽しいですね。

最後に、新卒の方にメッセージを。

個人的には、本社のスタッフと事業所のスタッフの距離がとても近い会社だと思っています。本社に会議や研修に行っても、社長をはじめ、声をかけてもらえることが多いですし、自分の意見をくみ取ってくれることもよくあります。自分の意見が反映されたときは、会社の一員として認められているなぁと感じます。こんな雰囲気の会社で働きたい、と思っていただけた方は、ぜひお越しください。一緒に働けることを楽しみにしています!

2014年新卒入社。当社最大規模の療養型病院で管理栄養士として勤務し、店長を経験。産休・育休を経て、急性期病院の調理業務を経験した後、現在は療養型病院で店長として活躍中。

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